変なホテル
2003年に経営破たんした長崎ハウステンボス。
HISが経営再建を試み、半年で黒字化を達成。
その流れで2015年に作られたのが
変な名前の「変なホテル」。
ロボットを活用し、究極の効率化を図る試み。
そして2016年に、夢の国舞浜に2つ目がオープン。
先日はこのホテルでコーチングセッションをしてきました。
フロントでは、笑顔のホテルマンの代わりに
リアルな恐竜ロボが出迎えてくれる
フロントの向こう側に恐竜がいる風景には
しばし立ち止まって、思わずニヤついてしまう。
ちなみにWikipediaで「変なホテル」を調べると
「どこが変なのか」という項目があって、
なかなかにいい味なので引用してみます。
◆どこが変なのか
- ロボットが接客する。
- 変わり続ける。
- ホテルの名前が変。
- 顔認証システムでキーレス滞在の実現。
- 客室内の設備は設置されたタブレットで一括操作ができる。
などWikipedia 「変なホテル」より抜粋
変わり続ける約束
このホテルのコンセプトは
「変わり続けることを約束するホテル」。
変わり続けることをコミットしているホテルなのです。
これに乗じて
私自身も変わり続けることを
ここにコミットしたいと思います。
人も企業も変わることというのは、
少し勇気のいることです。
昨日までと同じように今日を過ごせば、
おそらく同じような一日が過ごせるでしょう。
無難な過ごし方です。それもまたいいのだと思います。
しかし、川の流れに身を任せ、
水に垂らした一滴の絵の具のように形を変え、
周りと融和しながら
漂うように
そして周りの変化を敏感に感じながら過ごす感覚が
私は大好きなようです。
お金をいただいて話を聴く
変なホテルの部屋の中には
おしゃべりなロボットがいます。
iPhoneのなかにSiriがいるのが当たり前、
OK, Google な時代に生きる私たちにとっては、
そこまで新鮮な驚きはありません。
とはいえ、テレビをつけてくれたり、
電気のON/OFFをベッドの上から
呼びかけるだけでできるのには、
まだそわそわしてしまいますね。
無料で、話を聞いてくれるロボットと
90分25,000円払って、話を聴いてくれるコーチ。
この「聴く」にどのような意味があるのか
考えさせられるのです。
いつでも好きなルートを選べる
この先の未来は決まっているだろうか。
川の右側を通ろうが、左側を通ろうが、
最後にたどりつくのは、同じ海なのかもしれない。
私はクロールでガシガシ泳ぐよ。
身を任せて浮かんでいたい支流をみつけたんだ。
みんなはどの川を何泳ぎで行くんだろうか。
新たなルートを選んで、進み始めることもできるし、
しばらくは身を委ねてそのままただ流れていくこともできる。
ただ、身を委ねて流れていると、
不安になることがあると思うんだ。
このまま、流れていていいんだっけ。。。
だから、その時は思い出したいんだ。
自分のルートは自分で選べる、いつでも。
そして、今この瞬間からでも。
Kuni Coach @あなた変だよね は褒め言葉です